2025年11月19日、奈良市に本社を置く株式会社山上組様の「安全大会」にて、当社・株式会社奈良事務機がサイバーセキュリティに関する講演をさせていただきました!建設業界においてもサイバー攻撃の脅威は年々増しており、現場の安全だけでなく“情報の安全”を守ることが企業活動に欠かせない要素となっていることを中心に話させていただきました。
講演では、まず日本国内のサイバー攻撃の現状をご紹介しました。国立研究開発法人NICTの発表によると、2024年に日本に向けられた攻撃関連通信は年間6,800億件を超えています。特に建設業はサプライチェーン攻撃の標的となりやすく、企業規模に関わらず、各企業における正しい対策をすることで、取引先全体の安全に繋がりやすいです。
当日は、ランサムウェアによる暗号化被害や取引停止の事例を挙げながら、中小企業が直面しやすい脅威とその原因について解説させていただきました。
特に会場のリアクションがよかったのは、山上組様の従業員20名に対し、フィッシングメールの疑似訓練に関する部分でした。従業員の方は、「あ、そのメール来たわ…」などと声を漏らされているのが印象的でした。皆様、怪しいと思って、メール開封もしておらず、さすがの安全意識と感じました!
後半では、IPA(情報処理推進機構)が推奨する基本的なセキュリティ対策を紹介しました。ウイルス対策ソフトの重要性、パスワード使い回しの危険性、多要素認証の導入など、今日から実践できるポイントを説明しました。
アンケートの満足度は100%!!
「わかりやすく学びになった」「今一度、社内のセキュリティを見直したいと思う」「実際にウイルスにかかってしまった場合の対応方法を知りたい」というような声をいただきました。
今回、こういう場を設けさせていただき、改めて、サイバー攻撃に関するニュースが増えているからこそ、参加者皆さまの意識が高くなっていることを感じました。
私たち、奈良事務機は、奈良県で唯一の「サイバーセキュリティお助け隊」認定事業者として、中小企業のセキュリティ対策を伴走支援しています。
「うちは大丈夫かな?」と少しでも不安に感じられる場合は、お気軽にご相談いただければと思います。
いつでもご対応させていただきます!!


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