2025年10月、山陽製紙株式会社さんの工場見学にうかがいました!
山陽製紙さんは、古紙の再生を軸に“紙の循環”を事業そのものに埋め込んできた老舗の製紙会社。
なかでも「PELP!(ペルプ)」というサービスは、企業や団体で出た紙を回収して再生し、名刺やノベルティなどへ-物語ごと-生まれ変わらせるアップサイクルの取り組み。
単なるリサイクルを超えて、関わった人たちの想いまで紙に宿す仕組みが心に残りました。
さらに、利用企業・団体のCO2削減量を数値で見える化できるのも心強いポイントです。
見学で驚いたのは、再生紙づくりには本当にたくさんの水が必要だということ。
同社では、その水を自然に戻すときに法令以上の独自基準を設け、活性炭ろ過などの高度な処理で“魚が住めるレベル”まで浄化して放流していました。
水循環システムへの継続的な設備投資を惜しまない姿勢も、現場でしっかり感じ取れました。
なぜここまでやるのか――答えは理念にあります。
設立50周年を機に次の100年を見据え、厳しい製紙業界のなかで自分たちの存在意義を見つめ直して経営理念を刷新、
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」という想い。
短期的な収益だけでなく、地球環境への責任を意思決定の中心に置くからこそ、技術・品質・ブランドの持続性が磨かれているのだと感じました。
理念の浸透に向けて、社内の勉強会や資格取得の支援にも力を入れているそうです。
「未来を見据えたとき、今の自分たちに何ができるか」という問いは、企業にも個人にも共通するテーマですね。
今回の見学を通じて、私たち奈良事務機としても、環境への取り組みを進めていくうえで、
まずは理念を社内に浸透させ、社員一人ひとりが「何のために、何ができるのか」を考えていくことの大切さをあらためて考えさせられました。
まだまだお伝えしきれない魅力がたくさんあります。ぜひ一度、山陽製紙さんの工場見学に参加してみてください!


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