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沖縄尚学、夏の甲子園初優勝に学ぶ「戦略」と「戦術」

沖縄尚学、夏の甲子園初優勝おめでとうございます!!
8月23日、決勝で日大三を3―1。大優勝旗が15年ぶりに海を渡りました

甲子園

                                                                                                       
何より感動したのは“総力戦”の笑顔と声、そして応援の熱。
沖縄では決勝の瞬間最高視聴率が52.3%だったそうで、街もテレビの前も、島ぐるみで背中を押していました。

そんな沖縄尚学の熱戦を手がかりに「戦略」と「戦術」を身近に整理してみます。

まず、戦略は“勝ち方の型”を決めること。 沖縄尚学は「守りを土台に、少ないチャンスを確実につなぐ」 「一人に頼らず、役割でつなぐ」という型を徹底していました。ビジネスでいえば、誰がどの場面で強みを発揮するかをあらかじめ設計し、同じ流れを再現できる状態を整えることです。

一方で、戦術は“今日の最適な一手”を積み重ねること。 相手の傾向やその場の空気を丁寧に観察し、たとえば資料の並びを変える、話し手を入れ替える、決め方を提案する——そんな小さな調整の連続が、当日の結果を左右します。

そして、つまずきを翌日の力に変える力。準決勝では、らしくない守りの乱れが出ましたが、翌日の調整で“速い打球に目を慣らす”ため、あえてノックではなくトス打撃の打球を受け続ける練習に切り替え、原因に一直線で手当てしました。 失敗の一般論ではなく、“たった一因”に効く処方箋を即日で打つ。この姿勢は見習っていきたいです。

戦略=型づくり、戦術=その日の最適解。応援まで含めた“チーム全体の力”が型を支え、当日の工夫が勝ちを引き寄せる。私たちも、まず自分たちの型を決め、周りの声を追い風に、小さな最適解を重ねていきたいですね。

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